募金と使役

今日は１０月4日。
狼一号
共同募金会の赤い羽根募金街頭募金開始日だ。

しかも、学校の休みの多い土曜日。

と言う訳で、例年にも増して学童の大量動員が顕著な様だ。

私の小学生の時は、資質と指導力に疑念のある担任が、閻魔帳に誰が幾ら持ってきたかを付けながらユニセフ募金を集め、持ってこない生徒は保護者を呼びつけて社会奉仕の心がないと非難して金を無心した。
だが、本当に募金目的だったのか、担任の飲み代に消えたのかは怪しいところ。

ふと、あの偽善者な教師の事を思い出した。

そう言えば、最近は社会奉仕活動を評価対象とするらしい。
つまり、あの偽善者の同類が学校に満ち溢れている訳だ。
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社会奉仕活動は、刑罰の一環として課す以外は、自発的な自由意志によるべき物。

今日見かけた子供達、半ばやけくそになっていたところを見ると、決して自発的なものではあるまい。
評価のために嫌々、
当番として渋々、
押し付けられて仕方なく、
そんなものに、如何なる意義があるのか。

所謂社会奉仕活動を推進したいなら、自発性に頼るべき。
やれと言われてやることは、逆に社会奉仕活動を厭い嫌い、遠ざけるだけ。


せっかくの休日、都下の諸君は都民の日と重なり、１日損した気分かもしれないが、そんな休みを動員で潰され、気の毒としか言えない。
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