新たに米国人が拘束 シリア取材のジャーナリストか

アメリカ政府は、過激派組織「イスラム国」の人質となっていたアメリカ人女性の死亡を確認しました。さらに、中東で少なくともアメリカ人1人が現在も拘束されていることを明らかにしました。
狼1号
　人質となっていたのは、シリアで難民の支援活動を行っていた26歳のアメリカ人女性、ケイラ・ミュラーさんです。アーネスト報道官は、ミュラーさんがヨルダン軍の空爆で死亡したかについてや、いつ、どのような状況で死亡したかは不明だと述べました。そのうえで、ヨルダン軍が空爆したイスラム国の武器施設に一般市民がいたという証拠はないと述べました。

　オバマ大統領は、ミュラーさんについて「死を招いたテロリストを見つけ出し、裁きにかける」との声明を発表しています。また、アーネスト報道官は、他に中東で少なくとも1人のアメリカ人が拘束されていることを明らかにしました。地元メディアは、拘束されているのは、2012年8月にシリアで取材中に行方不明になったジャーナリストのオースティン・タイスさんだと報じています。妖姫