橋爪さんの無駄使い

五便宝と、思いました。今日やってた反町っちゃん主演のやつ。

２時間ドラマだったけど、あれ本気出せば３３分で片付くんじゃないかなって。

原作あるらしいんだけど、作者のラインナップに「警視庁失踪人捜査課」があるんだよなぁ…。
刑事ドラマの第一話で切る、てのは初めてでした。

尺の半分もいかない辺りで、『…あ、あいつ犯人っぽいな。でもこの段階でこんな判り易い奴が犯人な訳ないし、こっから二転三転するだろうな』って思った奴をそのまま追いつめてタイーホ、終了。トレペか。

っていう前科があるんで、原作読まずに言いたくないんだけど、今回も制作スタッフのせいじゃないのでは…と。

とりあえずオモシロポイントだけ並べます。

・人を焼き殺した現場の近くで『肉の焼ける匂いが…』

・刑事が犯人と一対一の状況で余所見しながら電話→ボコられて入院

・警察の『すぐにそこから逃げろ！』を無視し、直後に突然起動した見知らぬ謎の機械に近づく→爆死

・（ほぼ犯人確定という状況で）
刑事「ちょっとよろしいですか」
犯人「はい、あちらで少し待ってて下さい」
刑事「分かりました」
～数分後～
刑事「奴が逃げたぞぉーっ！！」

・謹慎中の刑事が拳銃持って歩いてる絶對高潮

・拉致され縛られた刑事が犯人を超挑発→ボコられて半殺し→『やめろ、助けてくれ…！』

・ガソリンを撒いてライターを持つ犯人→飛びかかりライターを持つ手を押さえつける刑事Ａ→それはそれとして拉致された刑事の束縛を解きだす刑事Ｂ

・しかも足だけ解けば良いのに丁寧に腕部分も解きだす

・ガソリンだらけの現場、犯人を昏倒させ手近なテーブルの脚と手錠で繋ぐ（ライター未回収）→放置→犯人目覚める→ボカーン！！

つまらないのに爆笑するという、稀有な体験をさせて頂きました。