小林聡美 アルプス映画でナレーション「高所恐怖症はつらいかも」

女優の小林聡美（４９）が１８日、ナレーションを担当した独のドキュメンタリー映画「アルプス　天空の交響曲（シンフォニー）」が封切られた東京?シネスイッチ銀座で初日舞台あいさつを行った。
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小林は２０年ほど前に、母親の還暦祝いでアルプス地方を旅行したことがあるそうで、「大好きな“サウンド?オブ?ミュージック”のような素敵な景色で、気持ちが良かったのを覚えています」と笑顔。ヨーロッパ７カ国にまたがるアルプス山脈をすべて空撮で上から撮影した同作について、「想像以上の映像が次から次へと出てきます。高所恐怖症の人にはつらい映画かも。めまいがしそうになる」とジョーク交じりにアピールした。
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舞台あいさつには、小林と映画「かもめ食堂」などで共演し、学生時代に同館でもぎりをしていた女優の片桐はいり（５２）も参加。２０１３年に「アルプスの少女ハイジを探す」というテレビの企画でアルプスを訪れたそうだが、「天気が悪くて、山が１度も見られなかった。足下のエーデルワイスでさえ、煙っていた」と自ちょう気味に話した。
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それでも、「人間は１度は鳥になりたいと思うが、そういう気持ちが味わえる映画」と絶賛。そして、「聡美さんのナレーションがあれば絶対に遭難しない。従っていけば、必ず正しい所へ連れていってくれます」と太鼓判を押していた。