白血球を減らすアウエル小体といって血液のがんと呼ばれている

　白血球を減らす合併症が起きているようですから今後も感染にはくれぐれも気をつけて決して無理をなさらないようにしてください。一般に以上の病型は芽球が末梢で1％未満、骨髄でも5％未満です。血液検査は、通常の細菌感染による炎症を示唆します。ですので抗生物質の投与が必要です。血液のがんと呼ばれている白血病の一つ急性骨髄性白血病では芽球は20％以上ですから、5％未満のMDSは「がん」とは言えない気がします。絶對高潮
　RAEB-1は骨髄の芽球が5～9％、RAEB-2は骨髄の芽球が10～19％と増加した状態で、RAEB-2ではアウエル小体といって急性骨髄性白血病や急性前骨髄球性白血病の白血病細胞に見られるものが観察される場合もあります。メルカゾールの副作用で怖いのは白血球の減少、特に好中球減少です。高熱が出ます。貴方の血液検査をみると好中球は増えています。きちんと炎症に対して貴方の体が反応して、炎症を鎮めようとしています。花痴
　メルカゾールの副作用はないですので、抗生物質の治療を進めてください。よって芽球が増加した上記の2つの病型はより血液の「がん」に近いと考えられます。白血球の大半は好中球とリンパ球が占めているので、白血球の減少で主に問題になるのは好中球の減少とリンパ球の減少です。５００／μl以下に減ると細菌や真菌による重症感染症を発症する危険が高くなります。天天素